水曜日の彼女
**初めての水曜日**
~~玲菜side~~
『はぁぁぁぁぁ~~~~~~っっ!?』
耳元で大絶叫している彩…。
それもそのはず…
【森山くんの水曜日の彼女になった】
と、その日の夜に電話で彩に報告したのだ。
「そんなに驚かなくてもいいじゃない……。」
『驚くに決まってるじゃないっっ!
だって…身体だけの関係って…あんたそれがどんな意味か分かってるの!?』
興奮しっぱなしの彩が、更に続ける。
『しかも…水曜日の彼女って事は、他の曜日の彼女が居るわけでしょ?
七股ってことよ!!玲菜の他に6人彼女が居るって事でしょ?』
「あ……それは違う…。」