水曜日の彼女
朝陽の顔を覗き込みニッコリ微笑むと、
「何だよ…ニヤニヤして気持ちわりぃな。」
……相変わらず口は悪いけど、それも愛情の1つだと思うことにしよう。
そう一人で納得していると、突然、朝陽の唇が私の唇にチュッと軽く重なった。
「なっっっ//////!!
周りっっ人がいっぱい居るのにっっ!!」
「大丈夫。誰も見てないって。
ペンギンくらいだよ。」
「うぅぅ~~っっペンギンに見られたじゃない…。」
「もっと見せてやればいいよ。」
そういうと…さっきよりも長いキスをくれた。
今度は私も抵抗せず、そっと朝陽の背中に腕を回したのだった。