水曜日の彼女
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そして、森山くんの彼女になって初めての水曜日を迎えた。
その日の授業が終わり、帰りのホームルームを終えると、私は急いで旧校舎の図書室へ向かった。
一段跳びに階段を駆け上がりながら、早足に図書室の前まで来ると、静かにドアを開けた。
「まだ…来てないか…。」
ボソッと呟いて、窓際の机に腰かける。
よく考えると…今になってドキドキして来た。
___身体だけの関係。
って森山くんが言ってたけど…やっぱりそれって…そういう事だよね…。
さすがの私でも、それがどんなことか分からないほど子どもじゃない。
うっわぁぁ~~//////どうしよう…//////。
私…もしかして…今日森山くんと……。
そんな事を考えていると、図書室のドアがガラガラと開いた。