水曜日の彼女


.*~.*~.*~.*~.*~.*~.*~.*~.*~.*~



そして、森山くんの彼女になって初めての水曜日を迎えた。



その日の授業が終わり、帰りのホームルームを終えると、私は急いで旧校舎の図書室へ向かった。

一段跳びに階段を駆け上がりながら、早足に図書室の前まで来ると、静かにドアを開けた。




「まだ…来てないか…。」



ボソッと呟いて、窓際の机に腰かける。


よく考えると…今になってドキドキして来た。




___身体だけの関係。




って森山くんが言ってたけど…やっぱりそれって…そういう事だよね…。



さすがの私でも、それがどんなことか分からないほど子どもじゃない。



うっわぁぁ~~//////どうしよう…//////。


私…もしかして…今日森山くんと……。




そんな事を考えていると、図書室のドアがガラガラと開いた。




< 18 / 375 >

この作品をシェア

pagetop