水曜日の彼女


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教室に入ってTシャツに着替えて終わると、遼が恐ろしいような物でも見るように俺を見る。



「朝陽……お前…キャラ崩壊してねぇ~か?」



「あっっ??」



俺が遼を睨みながらそう言うと、更に遼が話しだす。



「確かに俺…言ったよ?

もう一度誰かを信じてみろって。

でも何なんだよ…【REINA】って名前入りのTシャツまで着ちゃう位…惚れこんでるわけ??」



「・・・・・・・・・。」



「加藤さんに【私が応援してると思って頑張って♡】とでも言われたのか?」




「・・・・・・・・・。」




「それでお前…ちょっと喜んでたりしてるんだろ~??」




「……………わりぃかよ。」





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