水曜日の彼女
俺の言葉に遼が固まる…。
「玲菜にも俺のTシャツ渡してるんだ。
それ見て、玲菜に寄ってくる男が居なくなれば良いって思ってる。
もう俺…玲菜が居ないと無理だし…。
加藤玲菜は俺の彼女だって見せつけたい…。」
俺がボソボソ話すと、遼がフワッと微笑んで言った。
「朝陽…お前……。マジで………
きもっっっ!!!!」
ひどくね~~~???
これが友達にかける言葉なのか???
まぁ…これが遼の俺に対する愛情表現なんだって分かってるんだけどな…。