水曜日の彼女
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「ちょっと玲菜!
決勝戦うちのクラスと、森山くんのクラスだってよ!?」
彩がトーナメント表を見て大興奮…。
「え~~~~っっ!?
私…本当に…どっち応援すればいいのよ…。
やっぱりここは、うちのクラス?」
いや……でもそんな事したら…朝陽が拗ねる…確実に。
けど、みんなが見てる手前、ここはやっぱり表向きはクラスの応援で、心の中で朝陽の応援だな…。
そんな事を考えていると、
「玲菜…お前もちろん自分のクラスを応援するよな?」
振り返ると、凛人が立っていた。