水曜日の彼女
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その日から、圭佑の【お仕置き】と称した暴力は続き、私はその後の朝陽と博斗を抱きしめることしか出来なかった。
自分の母と全く同じ……。
「圭佑…もうやめてよ…。
子ども達は…何も悪くないじゃない…。」
やっとの思いでそう言うと、明らかに圭佑の目の色が変わった。
「俺がこうなったのは、お前のせいだろっっ!?
お前が俺を捨てて勝手に結婚したんだ。
俺には、このガキたちはお前を奪っていった奴の子どもでしかないんだよ。」
そう言うと…今度は私に手があげられた。
でも……朝陽が私の目の前に立ち、圭佑から守ろうとするんだ…。
「ママを打たないで。
僕は大丈夫だから。」
って小さな両腕をいっぱいに広げて言うんだ。