水曜日の彼女
「それで…話ってなんなの?」
俺が口を開くと…玲菜がソファーに腰かけたまま、膝の上でギュッと手を強く握ったのが分かった。
「・・・・・・・。」
「・・・・・・・。」
母さんも玲菜も沈黙……。
何なの?この二人…?
俺が不審に思っていると、見兼ねた博斗が口を開く。
「何か俺たちに言いにくい事?
奏汰を買い物に行かせたって事は……亜紀さんの話??」
「「~~~~~~~~~っっ!!」」
…………はっっ??