水曜日の彼女
「ちょっと寝不足だったから…クマさんが来ちゃったみたい。」
「寝不足?なんで?」
……理由は…言えませんとも!!
「受験勉強ってところかな??」
「あぁ。まぁそうだよな。
3年だったな俺たち。」
「今、どうしても行きたい大学があるんだけど、なかなか手が届かなくて、担任からランクを下げたらどうかって言われてるの。
でも…そこだけは譲れなくてさ…。」
「そっか…。」
私の話に、森山くんが短く答える。
すると、突然森山くんの唇が私の唇に重なった。
「//////っっ!!」