水曜日の彼女


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その日の昼休み、急いで弁当を食べて、玲奈の勉強を教えるために、旧校舎の図書室へ向かった。



俺が図書室へついた頃には、玲奈は既に机に座って、問題集を解いていた。



俺が来たことに気づいた玲奈は、



「森山くん。

今日はヨロシクお願いします。」



とペコリと頭を下げる。



「うん。

…で、お前何の教科が苦手なの?」




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