浅葱色に射す一筋の泪
朝ご飯を家族と食べて、子供達を送り出し、連合の躾けを始めて早一月。
優輝菜「あれ?人数減ってない?」
翔「……………。帰ったのか?」
左之「もしくは脱走……………。」
十名程いきなり消えた。
バイクを確認するも見当たらず……。
木造建築だからタバコの不始末は怖いからタバコとライターだけ預かっていたがそれは私の手元にあった。
優輝菜「……………………………。
脱走じゃないと良いけど………」
新八「あいつら出てったとしても……行く当てもないし……、弱いんだ……。
明らかに殺られるぞ………」
優輝菜「一応巡察の時には宜しくお願いします」
新八「分かった…………」
平助「見つけた場合は?」
優輝菜「連れ帰って……」
一「分かった………」
翔達、強かった幹部は巡察に出て、殺人現場に出くわすと嘔吐する
この時代は惨殺……。
一「戦はこんなもんじゃない………」
左之「生首や手足がゴロゴロしてるぞ。」
翔「優輝菜は………」
平助「一度斬られ、一度撃たれてる。
あいつも凄い数を殺してる………」
翔「……………………………。」
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其れからも月に一度、十名程消えるようにいなくなる……
学校から帰って子供達は庭で遊んでいた
連合「遊んでやるーーー!!!」
勇司「何が出来るんだ?」
連合「何って……鬼ごっことか……?」
優愛「やるやるーーーーーー!!!」
誠「僕もーーーーーー!」
愛優「私も!」
陸「十数えるから逃げろよ〜〜〜?
屯所からは出るなよ? 一つ…二つ…」
子供達「わぁ〜〜〜!!!」
土方、総司、優衣、優輝菜、幹部が縁側で見ていた
優輝菜「ちゃんと帰れてれば良いけど…」
土方「捜索しても全く情報がない。大丈夫だろ。 帰ってるだろ………」
総司「私も帰ってると思うよ?」
陸「コレで全部か………。」
最後の勇司を捕まえて土に描いた牢に見立てた円に子供達を入れると………
ピカーーーーーー!!!
全「っっっ!!!」
遊んでいた連合と子供達が光に包まれた
土方「出ろーーーーーっっっ!!!」
土方と総司が走り出し、一歩遅れて優輝菜と優衣も走り出した………