浅葱色に射す一筋の泪
未来
勇司「………………………。何で……」
陸「……………………。ヤバイな……」
優愛「何処………」
陸「お前らの母上の時代だよ………」
誠「帰りたい…………」
愛優「母上〜〜〜〜〜〜!!!」
陸「とりあえず……外はマズイ……
連れて帰るぞ…………」
バイクがあったから、各自子供達を乗せ、一人暮らしの陸のマンションに連れて行った
陸「其れが座るトコだから……座れ。
お前らは……帰ってる奴がいるかどうか確認して集めろ……」
連合「はいっっっ!!!」
誠と愛優は泣く…………。優愛と勇司はチビ達を宥める。
陸「………………。どうすりゃ良い……。 クソーーーーーー!!!」
子供達「(ビクッ!)」
優愛「ご飯作る。台所教えて………」
陸「今そんな場合じゃない」
優愛「母上は、ピンチの時には、とりあえず食べろって……満腹になったら落ち着いて考えられるって言ってたから……」
陸はキッチンの使い方を教えて、冷蔵庫を開けた。
何にもない………………。
陸「買ってくるか………。服は……マズイな……」
陸の服を着せてダボダボのまま、暴走族五人と子供達を連れてスーパーへ向かった
陸「あまり金ねぇから……」
優愛「じゃあ野菜で………」
連合はカートにチビ2人を乗せて、迷子を回避。
周りの視線が気になる……。警察に通報されたら……アウト……。
陸「早く!!!」
急がせて家に帰った。
陸は、この時代の法の縛りを教えた。
自分達も危ないこと。優愛達も、バレたら施設に入れられ、離れ離れになること………。
優愛と勇司は納得し、下の泣きじゃくるチビ達を励ます。
優愛が作った水炊きを食べて、今後の計画を立てる。
3人は子供達を守ること。 七人は日払いの仕事をすること。
いつ帰れるか分からない。最悪は一生面倒見なきゃいけない………。
しかし、この数ヶ月、助けて貰った恩がある……。蔑ろには出来ない。
……………………………
女達も何人か帰ってるのが分かり、彼女達にも助けて貰い、とりあえずメジャーで身長を計り、女の子達が子供服と下着を買いに行った。
優愛「可愛い!凛ちゃん。ありがとう」
勇司「かっこえぇ!!!」
陸「良かったな」ガシガシ
勇司の頭を乱暴に撫でる
子供達を家に閉じ込めておくわけにもいかない。
面倒を見る方は髪を黒くして、出来るだけ怪しまれない様にする