浅葱色に射す一筋の泪




優愛「私達の為に……ごめんなさい」


凛「餓鬼がんな事、気にしてんじゃねぇよ!」ナデナデ


陸「優愛……。こいつらに飯は任せられない!!! お前に任せて良いか?

病気になっても困るから、ちゃんと作ってくれ」


優愛「任せてっっっ!!!」


学校がないから朝から晩まで遊んでる


学校が終わる時間には公園へ行き、泥だらけになるまで遊び、夕食の材料買って帰る。


お風呂は勇司が歳輝と誠を……。優愛が愛優を入れる。


集会なんてやってる場合じゃない。


優愛、勇司、陸、連合数人で買い物に来た帰り、運悪く敵対している族8人に囲まれた


陸「餓鬼がいるから今は無理だ」


「ふざけんなっっっ!!! やれ!!」

鉄パイプを振り上げて襲って来た敵。


陸「優愛達を頼むっっっ!!!」


2人の連合は優愛達を守る。


勇司「優愛………」


優愛「誠達がいなくて良かったね!」ニコッ!


勇司「行くぞっっっ!!!」


優愛「怪我しないでよっっっ!!!」


勇司と優愛も駆け出し、戦闘に混じる。


陸「何やってんだっっっ!!!馬鹿!」


勇司「陸より強い自信ある!!!」


陸「殺られんなよ!!土方さんと総司さんから殺される!!!」


優愛と勇司は敵から鉄パイプを奪い、柔術を交えながら片っ端から地に伏せる


最後の一人を勇司が伸すと、2人は鉄パイプを捨てた。


カランカランカランカラン

勇司・優愛「はぁはぁはぁはぁはぁ」


連合が2人を担ぐと、皆は家までダッシュ!!!


急いで2人の手当てをする


大したことは無いが、土方と優輝菜の子供達。 傷が残ったら陸の命が危ない。


陸「頼むからやめてくれ………」


優愛「陸を守るのも私の仕事だよ?」


陸「女に……。しかも餓鬼に守られるのは違うだろ! 男が女を守るんだ」


優愛「母上が、父上と喧嘩してる時、同じ事を言ってた……。

でも、母上は、歳がいなきゃ意味が無いって言ってたよ」


陸「夫婦だし…優輝先輩は女じゃない」


勇司「母上に言っとく………」


陸「戻れたら………な………」


誠「優愛姉……母上は父上に、いつも守ってくれてありがとうって言ってるよ」


陸「優衣先輩は女だから………」


愛優「優輝は女じゃ無いのっっっ?」


陸「あぁ。父上と同じもんが付いてる筈だ」


優愛「付いてないからっっっ!!!」





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