浅葱色に射す一筋の泪




悠馬「来いっっっ!!!」


魁斗「泣け泣け〜〜〜〜〜〜!!!」


勇司「泣かねぇ〜〜〜よっっっ!!!」


悠馬「真面目な話……。お前らは乱闘に入らないでくれ」


勇司「何で? 強いのに………」


悠馬「餓鬼だって言うのもあんだけど、うちのもんじゃねぇ………」


魁斗「悪いけど、俺らの世界に入るな」


勇司「……………………………。」


魁斗「俺らには俺らの世界があんだよ」


悠馬「悪い………。」


勇司「あぁ。分かった」


魁斗「良い子だ!」ナデナデ


勇司「子供扱いすんなっっっ!!!」


魁斗「寝ろ。優愛ももう入ってくる」


勇司「あぁ。おやすみ〜〜〜」


魁斗・悠馬「おやすみ〜〜〜〜〜〜!」



……………………………




優愛も寝て、皆は大きなため息をつく


悠馬「優愛に優しくすんなよ」


陸「何で?」


魁斗「優愛はお前に惚れちゃってるからだろ」


陸「んな訳ねぇだろ」


魁斗「おぃ。昔は13〜4で結婚すんだよ……。こっちじゃ犯罪に値する年齢だけど、昔はもう……」


陸「参ったな………」


悠馬「土方さんに殺されるぞ」


陸「……………………………。」


悠馬「期待持たせんなよ?」


陸「あぁ…………」



ーーーーーーーーーーーー




優愛「陸! 起きて!!! 仕事行くんでしょ!」


陸「うるせぇ〜〜〜………」


優愛「……………………………。
ご飯出来てるから……食べてね……」


優愛は陸の寝室から出て行き、凜だけ残った


翌日からあからさまに優愛を避ける陸。


凛「陸……。やり過ぎ………」


陸「どう接して良いか分からねぇんだよ」


凛「優愛には気がない事を言って、今まで通りに接すれば良いじゃん」


陸「無理だろ………今まで通りは……」


凛「優愛に合わせてやりゃ〜良いんだよ」


陸「あぁ………」


凛「まだ優愛が15〜6なら良かったね……。 優輝さんと土方さんも年の差夫婦なんだし………」


陸「いやいやいやいや……。優愛は12歳!恋愛対象じゃねぇだろ!犯罪だ!!」



……………………………




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