浅葱色に射す一筋の泪
再会
土方「今日は俺から絶対離れるな!!」
全員が帰れる訳じゃ無いだろうし、誰が帰れるか分からない……
全員土方の側にピッタリくっ付いている
総司、優輝菜、優衣も同様に……。
土方「光った奴を見付けたら引っ付け。良いな……」
数刻待っただろうか………
土方「もし、帰れなかったら……一が副長に……。」
一「……………………………。はい」
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ピカーーーーーーー!!!
土方「来たっっっ!!! 勝っちゃん!
組を頼む…………。」
近藤「歳!総司!必ず子供達を連れ帰れっっっ!!!」
土方は近藤さんを見て頷いた
スーーーーーー
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全「戻ったっっっ!!!」
優輝菜「陸の家!連れてって!!!
バイク借りるよっっっ!!!
歳は後ろ乗ってっっっ!!!」
総司も近くのバイクを借りて優衣を乗せた
ババババババババババ
ヴォンヴォンヴォンヴォンヴォンヴォン
ヴォーーーーーーン!!!
優輝菜「何このバイク……音が悪い!」
土方「そんな事はどうでも良い!!!」
総司「ゼファーのが走り易い……」
土方「これが未来……………」
歴史は変わっても……結局は優輝菜が辿った人生のまま……。
良くも悪くもなってない……。
良かった…………。
優輝菜「でしょ〜〜〜〜〜〜?ってか、
やっとおチビさん達に会える!!!
ようこそ!未来へ!!!」
ピンポ〜〜〜〜〜〜ン
「……………………………。」
ピンポン・ピンポン・ピンポン・ピンポン・ピンポン・ピンポン・ピンポン
「優輝さん……鳴らし過ぎっす……」
「居ないんじゃ無いんですか?」
「ポストもパンパンっすよ?」
優輝菜「実家行くよっっっ!!!」
優輝菜はダッシュで走ってバイクに乗る
ヴォン・ヴォン・ヴォン・ヴォン・
ヴォン・ヴォン・ヴォン・ヴォン
ヴォーーーーーーン
ポロポロポロポロ
優輝菜「お母さんが生きてるっっっ!」
ポロポロポロポロ
優衣「良かった……………………。」
土方は優輝菜のメットをパンパンと、叩いて良かったな……の合図。