浅葱色に射す一筋の泪
優輝菜「今……メッチャ嬉しい!!!」
優衣「心臓バクバクしてるっっ!!!」
実家があった所に着いた
優輝菜「建て替えたんだね………」
優衣「うん……。でも、隣とか……懐かしい………」
土方「……………………………。
でけぇ〜〜〜〜〜〜………」
優輝菜「お前の実家もでけぇだろうが!」
土方「上にデカイだろ!!!城だろ!」
総司「本当に姫じゃないの?」
優衣「前の家のがデカかった」
優輝菜「2人だから広い家は必要ないんだよ………淋しくなるから……」
土方「十分でけぇっっっ!!!」
優輝菜「押すよ…………………」
総司「(クスッ!)優輝菜の手が震えてる………」
ピンポ〜〜〜〜〜〜ン
「はぁ〜〜〜〜〜〜い!!!」
優輝菜・優衣「(ポロポロポロポロポロポロポロポロポロポロポロポロ)」
土方は優輝菜の背中を摩る………
インターホンではなく、庭から出て来たお母さん………
母「っっっ!!!優輝菜!優衣!」
2人の首に手を回し、引き寄せるお母さん
ポロポロポロポロポロポロ
母「会いたかった……………」
お母さんの声が震えてる………
土方と総司も涙が零れない様に必死に耐える
パタパタパタパタ
優愛「………お婆ちゃん?
っっっ!!!
(ポロポロポロポロポロポロ)
父上ーーーーーーっっっ!!!」
優愛は土方に抱き着く…………
土方の涙腺は其処で崩壊………。
強く強く優愛を抱き締める………。
土方「……………………………。
無事で……良かった………」
抱き締めながら頭を撫でる
優愛の声に次々と子供達が出て来た
誠「……………………………。
うっ……。うぅ……うわぁ〜〜〜!
ち……父上ぇ〜〜〜〜〜〜」
総司も此処で涙腺崩壊………
パタパタパタパタ
愛優「父上ぇ〜〜〜〜〜〜」
総司は2人を抱き上げ号泣
総司「会いたかった……。元気で……
良かった………」
勇司・歳輝「父上っ!」
ギューーーーーー!!!
土方「勇司……歳輝……」
土方も三人纏めて抱き締める………
父「……………………………。
優輝菜………優衣………」
お父さんはお母さんごと2人を抱き締めた
優輝菜「お父さん……お母さん……。
会いたかった………ごめんなさい……」
優衣「生きてて……良かった……。
生きててくれて……ありがとう……」
父「お父さん達に……孫を見せてくれてありがとう……。親孝行者だ……」
母「みんな入って………」
家に促される…………