浅葱色に射す一筋の泪
優輝菜「川に行ってキャンプしよう!!
歳と総司は浜辺にかまどを作ってね?」
土方「あぁ………」
優衣「やば。テンション上がるわ……。
あ〜〜〜〜〜〜!!! テントと寝袋買っとくんだった〜〜〜〜〜〜!!!」
総司「……………………………。
優輝菜みたいだよ?はしたないからやめなさい」グビグビ
全「しーーーーーーーーーーん………」
優輝菜「……………………………。」
優衣「……………………………。」
土方「酷ぇな………」
陸「……………………………。優輝先輩にサラッと言える総司さんを尊敬するわ〜〜〜〜〜〜…………。」
凛「空気が冷え切った事には気付いてるのかな……」
悠馬「総司さん……すげ〜………」
魁斗「総司さんのが強いから優輝先輩も何も言えないんだな……」
優輝菜は立ち上がり、総司に寝技をかける
総司「……………………………。
死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ……。
私は明治に帰らねばならないのです!」
更に首を締め上げる
優衣「うちの旦那殺さないでよ?」
優輝菜「私が……何だって?」
総司「妖怪めっっっ!!!」
優輝菜「優衣……メスッ!」と、掌を出す
優衣「ねぇよっっっ!!!」
優輝菜「縫う練習は総司でやる!!
その綺麗な顔はフランケンシュタインになるであろう」
優衣「ふざけんなっっっ!!!」
優衣に引っぺがされ、優輝菜は席に戻る
陸「やっぱ、やられたら十倍返しが優輝先輩だな……」
悠馬「すげ〜わ………」
魁斗「……………………………。」
凛「夫婦喧嘩は……どうなんっすか?」
総司「祝言挙げる前は酷かったですね……。 優輝菜が挑発するから土方さんが蹴り上げて縁側通り越して庭まで吹っ飛ぶ事もありましたし……、刀振り回す事もしょっ中でした。頬を叩いて終わる事なんて殆どありません」
土方「……………………………。
父上の前で……やめてくれ……総司…」
父「……………………………。
こんな娘で申し訳ない………」
陸「本気出したら土方さんのが上ですよね……」
総司「はい。 土方さんには一度も勝ってません。 しかし、幹部全員、剣無しで戦って一度も倒されたことはありません。 私も……一度も素手の喧嘩で勝った事はありませんし………」
優輝菜「ほほほほほ! 総司!ひれ伏せ!!!」
総司「冗談じゃない………。」