浅葱色に射す一筋の泪





夜はキャンプセットに入っていた花火をして子供達を寝袋に寝かせた………


土方「楽しいな………」


優輝菜「最高っっっ!!!」


土方「またやろうな………」


優輝菜「両親に感謝だね………」


土方「あぁ………」


焚き火の前で話す土方と優輝菜。


土方「お前も母上に似て来たな……」


優輝菜「マジ? 老けた?」


土方「いや……母の目をするようになった……」


優輝菜「一応母歴十三年です………」


土方「優愛とは姉妹のようだ……」


優輝菜「嬉しいね……。優愛は怒りそうだけど………」


土方「………………………。だな……」


優輝菜「さ………寝よっか……」


土方「もう少し付き合え………」


土方は優輝菜を抱き寄せた


土方「お前の時代はカラクリが発展し、素晴らしかったな………」


優輝菜「まぁね………。」


土方「生きられよな……お前……」


優輝菜「うん」


土方「……………………………。
死ぬなよ? 俺より先に………」


優輝菜「言ったでしょ?私は歳が死んだら遺産で豪遊するんです」


土方「それでも良いから生きてくれ…」


優輝菜「了解っっっ!!!」


土方「発作は?」


優輝菜「全くなし!!! 健康そのもの」


土方「良かった………」




……………………………………





総司と優衣はお散歩中


総司「寒くない?」


優衣「平気………」


総司「楽しいね………」


優衣「完璧だったね………」


総司「優衣……優衣が両親を助けたんだってね……。陸から聞いたよ………」


優衣「ん〜〜〜。生きて貰いたかったし………」


総司「優衣を誇りに思うよ。 それに……、優衣が幕末に来た。優衣が来なかったら……私は未だに独り身だったに違いない………」


優衣「そうかなぁ………。 まぁ、総司に出会えた事は……人生で一番の幸せ……かな………」ニコッ!


総司「死ぬまでおしどり夫婦でいようね」


優衣「うん!」




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