青春・友情
完
桜月真澄/著
- 作品番号
- 1086077
- 最終更新
- 2024/02/03
- 総文字数
- 79,671
- ページ数
- 362ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 17,357
- いいね数
- 0
さっぱり男前な涼音が、学校での出来事から弱くなっていた一瞬。
家の事情から孤立していた麗音が、最悪が現実になって逃げた刹那。
──月明かりの開けた山の中。
偶然が重なって出来た、大切な友達。
……いつの間にか、親友以上。
+++
若月涼音
Wakatsuki Rio
若月麗音
Wakatsuki Reo
「これは麗音。私の友達だ」
「~~~~」
「……うん、嬉しがってくれてるのはわかったから抱き着いて泣かないで」
〈涼音×麗音〉
「はー!? 涼音につきまとわないでよレオ様!」
「友達に年数とか関係ねーから!」
「だったらさーちゃんにも抱き着きなさいよ!」
「……それは嫌だな…」
〈苺花×麗音〉
「涼音に近づっ」
「はい、タスクは黙る。次もめたら学校の変な銅像にはりつけるからな」
「………」
「……一叶って怖いな……」
「うん……私もいっとは敵にしたくない」
〈多透×一叶×麗音×涼音〉
春野苺花
Haruno Maika
篠田漣
Shinoda Sazanami
波間多透
Hama Tasuku
水辺一叶
Mizunobe Ichito
月の下で出逢った二人は、いつの間にか親友以上。
しがらみもいばらも気にならないくらい、一緒にいる時間は楽しい。
この関係は、運命なんかじゃない方がいい。
必然より偶然で出逢った方が、なんかいいな。
たまたま出逢ってしまっただけなのに、こんなにも嬉しいんだから。
+++
2014.8.18 始
2014.9.18 完
sakuragi
家の事情から孤立していた麗音が、最悪が現実になって逃げた刹那。
──月明かりの開けた山の中。
偶然が重なって出来た、大切な友達。
……いつの間にか、親友以上。
+++
若月涼音
Wakatsuki Rio
若月麗音
Wakatsuki Reo
「これは麗音。私の友達だ」
「~~~~」
「……うん、嬉しがってくれてるのはわかったから抱き着いて泣かないで」
〈涼音×麗音〉
「はー!? 涼音につきまとわないでよレオ様!」
「友達に年数とか関係ねーから!」
「だったらさーちゃんにも抱き着きなさいよ!」
「……それは嫌だな…」
〈苺花×麗音〉
「涼音に近づっ」
「はい、タスクは黙る。次もめたら学校の変な銅像にはりつけるからな」
「………」
「……一叶って怖いな……」
「うん……私もいっとは敵にしたくない」
〈多透×一叶×麗音×涼音〉
春野苺花
Haruno Maika
篠田漣
Shinoda Sazanami
波間多透
Hama Tasuku
水辺一叶
Mizunobe Ichito
月の下で出逢った二人は、いつの間にか親友以上。
しがらみもいばらも気にならないくらい、一緒にいる時間は楽しい。
この関係は、運命なんかじゃない方がいい。
必然より偶然で出逢った方が、なんかいいな。
たまたま出逢ってしまっただけなのに、こんなにも嬉しいんだから。
+++
2014.8.18 始
2014.9.18 完
sakuragi
- あらすじ
- 学校での出来事から心が弱くなっていた涼音。出逢ったのは、名前が一字違いの男の子で……。親友の存在場所は、友達? 恋愛?
学園青春物語。
この作品のレビュー
2014/10/03 01:04
投稿者:
Salala
さん
運命
運命って不思議なもの。 あの時、あの場所、あの気持ち、すべてが重なり合って起こるすごい偶然。 そんな出会いから始まった、涼音と麗音たちの物語に、ぐいぐいと引き込まれました。 中には、あらがえないつらい運命もある。 けれど、そんな運命もみんなが手を貸してくれて、飲み込み、乗り越えることができる。 この作品は、そんなあたたかなメッセージをくれました。 また、個性豊かなキャラたちには思わずほのぼの。 どこかお茶目さを持つ面々のやりとりにはつい微笑んでしまうこと間違いなし。 ぜひみなさんもご賞味あれ。
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