月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】


「………………」
 涼


音の答えは、沈黙。



麗音は構わず言葉する。



「俺も涼音となら、
「ちょおまバカ!」



「落ち着け」



「私の台詞取んな! お前……そういうのはすきな子に言うもんだろバカ!」
 



涼音は焦って頭の中がまとまらない。



自分何を言われ――え? え? 麗音何て言った? ええっ?
 



困惑するばかりの涼音を見つめ、麗音は傷ついた顔になる。




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