月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】


「誤解。……じゃあそれっぽいことは言ったのか。

音哉さんの墓前に報告しないと。

超紳士と名高い音哉さんの娘なら超紳士に口説いたんだろうな」



「お前ほんと口縫わせろ!」
 



再び踵を返しかけた一叶に今度こそ怒鳴りつけた。




おかげで図書館員の視線を感じた麗音に、図書館から強制退場させられた。





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