愛してるの一言で。
「何笑ってんだよ」
玄関前に伸也はヤンキー座りしていて
(ヤンキー座り=便器座り?ウンコ座り?笑)
タバコをふかしながら俺を睨んだ。
「別に、アホだなっておもって」
「意味わかんねぇし!
行くぞ、遅刻する」
「遅刻?お前が遅刻とか気にするタマかよ」
俺がそういうと
伸也は「お前のこと気遣ってやったんでい!」と唇を尖らせた。
俺はその様子にまた笑いが止まらず
伸也に一発くらった。
「イテッ」
「いつまでも笑ってンじゃねぇ!
ぶっ殺すぞ!」
痴話喧嘩を繰り広げながら
微妙に遅刻しながらも
俺達は学校に到着した。