想いの能~チカラ~
もう大丈夫だと考えたのか水龍は姿を消した。
「分かった。議長、副議長良いですね?」と父上は言い、議長達が頷くと「…クロード。レイカ」と言われて
「「はい。」」と二人で言うと
「次世代を任せる。」と父上がO.K.サインを出した。
「ありがとうございます。」と言うとレイカは頭を下げた。
ー夜ー
俺たちは城に泊まる事にした。…レイカが体調を崩してこのまま帰るのは体に酷、と言うことで俺の部屋の隣の空き部屋をレイカの部屋にするようになった。…が!
「知らない場所で余計なストレスを今は与えない方が良い」と城が抱えてる医者が言うことでこの案は却下。嬉しい事か俺の部屋にレイカは居る。
医者が勧める体に優しいスープだけをレイカは口にして(食欲が無いと言い、他にあったものは口にできなかった。)
俺のベッドに横になってるレイカの頭を撫でながら
「今日はお疲れ。ゆっくりおやすみ。」と眠ってるレイカに話しかけて俺もレイカの隣で眠った。