想いは甘く切なく
壱
先輩に贈るアイのコトバ
……先輩に贈るアイのコトバ……
好きだった。誰より貴方が
大好きだった。今でも貴方が
あのとき私が強がらなければよかったのかな?
これ以上迷惑かけたくないなんて戯れ言並べて、
もう好きでいられないなんて貴方に言って…
結局自分が傷付くのが怖いだけで、貴方を裏切った。
諦めるなんて呟いて、
でも目では貴方の姿を追って。
なにがしたいんだろう。
私は、なにがしたいんだろう。
できることなら…
できることならもう一度伝えたい。
貴方が大好きだと。
たとえ性別が同じでも、
年齢が違っていても
貴方が、先輩が大好きです…。