別れてやるから、目を覚ませ。







私は限界になって愛美に帰るねと言い、
心配そうな愛美に笑顔を返して帰路についた。





_もうわからないことがありすぎて頭が痛い。





ソファに座ってテレビを見ていたお母さんに
私は聞いてみた。



「...お母さん...蓮って人知ってる?」



そう言うとお母さんは驚いた顔をして、
テレビを切って私にちょっと待っててと言った。



そして、戻ってきたお母さんの手には
手紙らしきものを持っていた。








< 30 / 44 >

この作品をシェア

pagetop