お菓子よりも甘く



ドサッ


ベッドに、倒れこむ




『...今日も、頭、
撫でて、もらったなぁ...』



温もりを、思い出した



〔俺は、何もしないから〕



初めて聞くような
とても優しい声だった


その言葉を聞いた途端、
二尾君に対する恐怖心が

スーッと、抜けるように

無くなっていって

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