お菓子よりも甘く



仕方ないので、板野君から
出来るだけ離れながら隣に座る



「このわたあめ美味しいよ
食べてみる?」

『う...いら、ない...』




花火が始まった。

音にかき消されて、
隣のベンチの3人の会話も聞こえない

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