お菓子よりも甘く
『...もう、今日も終わっちゃうね』
とても、残念
ずっとこうして、
一緒に遊んでいたい
遥斗君は...怖くないから。
学校は、嫌でも他の男の人と会ってしまう
苦痛じゃないと言ったら
嘘になる
「...また、遊ぶから」
『...ん?』
「絶対また遊ぶんだから
そんなに残念がるな、な?」
『...ん』
低くて優しいその声が
胸にゆっくり入ってくる
また遊べるんだ。
次もあることに喜ぶ、私
次はもっと一緒に居れたら...いいのにな