お菓子よりも甘く


「あんた、ほんとに姉ちゃんが好きなのかよ」



随分と突っかかってくる子だ


だが、顔は真剣そのもので
懸命に、俺が瑠々にとって
大丈夫な人物か見極めようとしているようだった




『それは、間違いなく』


「...認めねぇ」


えっ


「お前みたいなの、
ぜったい認めないからな!」



大声で宣言される

挙句、指まで指された


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