ピースオブメモリーズ



イケメンさんが口を開いた。

「やっと、見つけた。…………久しぶり。」










「え?」





私は戸惑った。



だって、会ったことがなかったから。




でも、どこかで会ったことがあるような。




不思議な感覚だった。







「えって、何。まさか忘れたとか?鈴木波瑠でしょ。」







………!!?





「な……なんで知ってるの?」





「え。知ってるも何も、波瑠………お前と同じ学校だったし。」





同じ学校。



同じ………学校。
















< 10 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop