殺 人 者 × 私
いつものように自宅に帰り
夕飯の支度をしていました。
奴隷のように扱われている私は
母と父を憎んでいました。
ピンポーン
「誰か来た‥」
覗き穴を覗いてみると
神木空が凶器も持って立っていました。
「どちら様ですか」
知っていながらも尋ねてみた
「開けろ」
しょうがないから開けてみました。
ガチャ
すごい勢いで入ってきた
神木空
私は危うく勢いで前に出た
凶器に刺されそうになった。
「美波は何処だ‥…」
美波とは母の事だ。
「父の部屋に」
「何処だ」
血相を変えた神木空
近くで見ると然程ブスではない
普通の人だったらモテただろうに
可哀想
母と父の所に案内した
母と父は後ろに凶器を持った男がいるのに
営みの最中
「美波‥…その男は誰だ‥…」
神木空がわかってるくせに
母に問いかけた
母は事の最中だと言うのに
腰を引いて怯えている
分からない父親は引いた仕草で
感じたようで声を出している
神木空は
両親に襲いかかった