恋って言うから愛に来た。
「え?」
明らかに動揺し始めた大和。
まさか私がそんなこと言うなんて思ってなかったんだろうね。
「だから記念日一緒に過ごすの考えさせてほしい。」
私はもう一度はっきり言った。
「なんでだよ?」
「もう分かんないの。大和の考えてることも気持ちも。」
もうこれ以上辛い思いするならサヨナラした方がまし。
「....どう言う意味だよ?」
「そのままの意味だよ。...もう疲れたし寝るから切るね。」
「ちょ!まて...」
プープープー
大和の言葉を遮るように電話を切った。