lost my memory
今日の空は青く、気温は気を抜いてしまえば寝てしまうかも知れないほどポカポカとした出港日和である。
アルフィーネ王国 グランラグン島では今豪華客船のエルメイル号が宮殿まで行くための準備がされていた。
このグランラグン島はアルフィーネ王国の中でもお金持ちや何かしらの才能を持った者が暮らしている島であり、人口数はそう多くはないのでエルメイル号には島の人口の3分の1が乗船する予定である
そして、その乗員の1人である日向直輝はもうそろそろ出港だと言うのにのんびり寝ていた。
15:07 直輝は目覚めた…そして時計を見た。
瞳を大きく開けて、すぐに服に着替え、髪を整えずに船へ向かった…
< 2 / 5 >

この作品をシェア

pagetop