監禁という名の愛し方
「キスしたら
れんくん、いつものれんくんになる?
明るいれんくんになる?」
れんくんはにっこり微笑んで
「うんっ!」
ど、どうしよう
キスなんて初めてだし…
あ、わたし、れんくんとファーストキスするんだ…
じゅんちゃん…
「キス…
仕方わからない…
ごめんね?」
れんくんはびっくりしたように目を見開いてわたしを見た
「初めて、なの?」
わたしは正直にコクンと頷いた
「いいの?
初めて
俺で」
れんくんが元に戻るなら…
「う、ん…」
「そ、か
じゃあ…」
ちゅっ