フルムーン


「起きて。」


私は体を揺すり始めた。


「要。要さん朝ですよ。」

「ん~。」


要は唸ったと思ったと同時に私の腕をつかみ布団に引きずりこんだ。


「もう少し。」


抱き枕状態になった私。


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