つかむ、その手。
安心出来る場所
「....ぐ....め....めぐ....」
私を呼ぶ声に引っ張られて意識が浮上する
『...あおい?』
「休憩しようって....夏生が」
私はその言葉に頷くと
ゆっくりと起き上がる
「....何かいい夢でもみた?」
『なんで?』
「笑ってる」
思わず私は頬を抑える
「何みてたんだよ?w」
私はその言葉に笑うと
『はじめてアソパンマン見たときの夢』
柄にも無く....何年かぶりに、
あおいに抱きついた