君のとなり
忘れられない
コウside
高校に入った俺はバスケ部に入った
特待にも選ばれた俺は絶対にこの学校に入りたかった
なぜなら…
「お、コウ!」
「瞬」
井上瞬、このあたりでこいつを知らない人はいない
特待にも選ばれ、プロも注目するくらいずば抜けて上手い
「おまえなー、先輩くらいつけろよー」
そういって軽く蹴りをいれてくる瞬
「瞬に先輩とか死んでも無理」
「なっ!お前死んでもはないだろ!死んでもは!」
それを聞いてた他の部員が大爆笑していた
「瞬どんまーい」
「…もーおまえらに課題見せない」
「「申し訳ありませんでした!!!」」
ははははは
皆で笑いあう中心にはいつも瞬がいた
部活あと
瞬と途中まで道が同じだから一緒に帰っていた
「あーやべー、今日の月9録画忘れてたわ」
「今なにがあってるっけ?」
「西野真奈美が出てる家族ドラマ」
「…瞬が好きそうなやつだな」
「いーだろ、心があったまんだよ」