【完】無口なヤンキーくんに溺愛されました。




「そうだった」


千歳くんは勉強している手を止め、
机のなかをあさりだした。



「もうすぐ誕生日だろ?

 その日、試験と重なって
 出かけれないんだ・・・

 だから、これ」


すっと、差し出されたのは
四角い箱だった。



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