地味子の秘密生活☆
第1章 私の気持ち
地味でいいの。
ークスクス
「なぁにあれ!マヂきも。地味すぎんだけどぉ!」
...知ってるし、わざとこれにしてんだよ。
「本当!なんなのあれ笑ボサボサっ」
...だからわざとボサボサにしてんだよ。
私はいつも通り学校に行って靴箱を開ける
そして私は呆れる。
『はぁ、ほんと懲りないやつ。』
靴箱には必ずひどい嫌がらせ。
もう、嫌がらせどころじゃないけどね、
でも、これが、毎日のことになってくると
流石に飽きてくる。
え?どんな風にやられるのって?
それはね。毎回同じ。靴にペンキ塗られて
死ねとか臭いとか消えろとか書かれて。
まぁどーも思わないけどね。馬鹿馬鹿しい
やってる奴等がかわいそうに思えてくるわ
でも、いじめられてる原因は私にある。
だって。私は、世に言う。
"地味子" なのだから。
容姿なんて、ベージュ色のボサボサヘア
皆さんもわかるように黒ぶち眼鏡。
あー、なんで、ベージュ色なのかと言うと
顔は違うけど親がちょっと、ハーフなんだ
ウイッグで隠そうと思ったんだけど。
絶対つけ忘れると言うことで諦めたの笑
あ。目はね左目だけね。赤で。
普通に右は黒だけどね!
ーーーガラッ
ーーシーン
いつもこれだ。ありがたいけど、
こんな私でも一人だけ親しいやつがいる。
「おーい。おはよー。理貴花(りきか)」
『...おはよう。理貴矢(りきや)』
あ、私の自己紹介してなかったね。
私の名前は
神野理貴花(かんのりきか)
高校一年生。
んで、もう一人は
私の実の双子の理貴矢。
実は高校にくるまで海外に住んでたんだ。
(私もね。)
でも、双子なんだけど、、同じ顔なんだけ
ど。理貴矢の方がモテる。
私は不細工だからね、、←天然w
ま、そんなこんなで、ただでさえ。
いじめられてる私が、こんな、学校1
イケメンの理貴矢と住んでるなんて
バレたら殺されるから。言ってない。
だから、ばれないようにヒソヒソと暮らす
いつも。理貴矢には、学校ではあんまり
話しかけないようにしてる。
『理貴矢いつも話しかけないようにしてねっていってるじゃないの。』
私は小声で話す。
「別にいいじゃん。てかなんでそんな地味なの?りっか←呼び方笑 超かわいいのに」
『だぁ!うるさいなー!いいから!』
私は何だか恥ずかしくて
教室を出て屋上に向かった。
私は回りを確認して
スゥーと息を吸う。
ーーーースゥー
『っくっそうざい!なんなのっ!』
私は空に向かって思いきり叫んだ。
床に座りある人にケータイで連絡する。
プルプルプル
『もしも...「もしもしー!なぁにー?!」おい(# ゜Д゜)』
あまりの、声のでかさにけーたいをおもわず放してしまう。