ミク。
「行って参ります」
こうして私は過去に向かった。でもそれは大きな‥大きな…大きな間違いだった。
過去へ行くには未來に行くよりも大きな負担が掛かるので私の着ていた服は過去についた時には酷くボロボロになっていた。
「ついたみたぃね…‥」
私は過去の初恋岬につっ立ったまま考えた。今現在のここは三十年前の世界だか主様は19歳のハズ。
するとそこへ背後から…………‥ズドドドドドドドと、聞いた事も無いような激しい機械音がして若い男性の声が耳に届いた。
『どんだけ~!?な格好してんだよオマエ?』
見るからに自由人っぽい。というか人間らしい人間のような気がする彼にダメ元で探し人の事を訪ねてみた。
「私、ブラックピッドっていう人を捜してるの」
『それ、俺の名前だよ』
その言葉に、まさか‥!?とすっかり動転してしまった。私を組み立ててくれた主様は赤い髪でも赤い瞳でもない。ロングヘアでも無い。ピアスもしてない。でもこの人間は自分の事を主様だと言っている。
「あの…」
信義を確かめる方が先なのに、この時私は何を思ったのか?彼に彼が股がっている乗り物の事を聞いていた。
「その乗り物って、何?」
こうして私は過去に向かった。でもそれは大きな‥大きな…大きな間違いだった。
過去へ行くには未來に行くよりも大きな負担が掛かるので私の着ていた服は過去についた時には酷くボロボロになっていた。
「ついたみたぃね…‥」
私は過去の初恋岬につっ立ったまま考えた。今現在のここは三十年前の世界だか主様は19歳のハズ。
するとそこへ背後から…………‥ズドドドドドドドと、聞いた事も無いような激しい機械音がして若い男性の声が耳に届いた。
『どんだけ~!?な格好してんだよオマエ?』
見るからに自由人っぽい。というか人間らしい人間のような気がする彼にダメ元で探し人の事を訪ねてみた。
「私、ブラックピッドっていう人を捜してるの」
『それ、俺の名前だよ』
その言葉に、まさか‥!?とすっかり動転してしまった。私を組み立ててくれた主様は赤い髪でも赤い瞳でもない。ロングヘアでも無い。ピアスもしてない。でもこの人間は自分の事を主様だと言っている。
「あの…」
信義を確かめる方が先なのに、この時私は何を思ったのか?彼に彼が股がっている乗り物の事を聞いていた。
「その乗り物って、何?」