【完結】 甘い罠〜幼なじみは意地悪女~


「なぁ今日は何かあるん?」


「准、忘れたん?お父さんが昇進するからそのお祝いを今日するって言ったやん」


「あぁ、そういえば・・・」


「ほんま、あんたはボーッとしてるんやから」


母さんからの嫌味も聞こえないくらいに、ぼんやりしていた。



だってさ、最近あんま寝れてなかったし・・・

あいつ・・・美沙のことが気になって・・・

なんでうちに来ないんやろうとか・・・彼氏のこととかさ・・・。


でも来てくれてよかった。


あっ、でも、彼氏のこと解決してないし。


彼氏がいてるんやったら、俺って絶対フラれるやん。



・・・告白するつもりか?




いやいやいや・・・ムリムリムリ!



『准が私のことが好き?100年早いわよ!』



とか言われそうやし。




< 70 / 220 >

この作品をシェア

pagetop