RED LOVE
そんなこんなでたどり着いたのは、夢と魔法の国。
世界で最も有名なテーマパーク。
「着いたぞ〜…って。寝てるし…」
この短時間でどうやって寝たんだよ…。
20数年間一緒にいて、やっぱり大人になったと感じることはあるけれど。
寝顔はいつまでたっても幼いまま。
…可愛いな。
「アリサ〜着いたぞ!起きろ〜!」
「…ん?……あれ?寝てた?」
「おう。着いたぞ。行くよ」
まだ寝ぼけ眼なアリサの手を引いて、入園ゲートへ。
クリスマスイブだからか、ありえないくらいの人!人!人!!!
萎える……。
「え?うそ?え?うそうそうそ!」
「マジマジ。チケットはもう買ってるから。ほら、入るぞ〜」
驚くアリサの手を引いて、歩き出す。
とりあえず楽しまなきゃ損だろ。
ってことで……
「きゃぁぁぁぁあああああ!!!!」
「うおぉぉぉぉおおおおお!!!!」
アトラクション乗りまくってます。はい。
いいのか悪いのか…俺もアリサも絶叫好き。
二人揃えば当たり前のように絶叫巡り。
夢と魔法の国でもそれは当てはまるわけで…。
「次はあれ行こう〜!」
時間の許す限りアトラクションに乗りまくった。