ファンタジー☆プリンセス
昔、或るところに白雪姫と言うとても美しいお姫様がいました。
肌は名前の通り雪のように白く、ほんのりと紅い頬と唇、美しく整った黒髪。
誰が見ても、美しいと認めるような姫でした。
彼女には母親がなく、国王である父親にとても可愛がられていました。
そんなある日…
国王は新しい妻をめとりました。
白雪姫の母親となった王妃は、美しい白雪姫に嫉妬しました。
王妃はナルシストでした…
毎日毎日鏡を見ては、ひとりで
「鏡よ鏡よ鏡さん?世界で一番美しいのはだぁれ?」
「はい、それは王妃様です」
・・・
と自分で言っていたので、家来達はドン引きでした。