ファンタジー☆プリンセス
「━━だって、要らないんですもの。」
ちょっと苛立ちながら姫は言いました。
思い切り、おばあさんに睨まれました。
ちょっと引いた姫は仕方なく言いました。
「…じゃあ、葡萄を一房頂けます?」
また睨まれました。
「何なんですか!?」
「そこは『りんごを一つ頂けますか?』だろうがぁ!!」
姫の声真似をして言ったのですが、あまりにも気持ち悪いので姫はその場に崩れ落ち、
吐きました。
そして…