私と君の確かな出来事
気がついたら1度も抵抗する事無く、一流の誘いを受けていた私。


「斎ーー、私ちょっと出かけてくるねーーー」


「ハイよーー」


リビングで冷蔵庫からジュースを取り、アイス食べながらゲームしていた斎に声をかけて外に出た。


まったくあの子は……暑いのは分かるけど、もう少ししゃんと出来ないのかしら………


なんて部屋で扇風機にかじりついていた姉に言われたくないか。


「ワッ、暑い……」


玄関から1歩外に出ると、案の定凄い太陽の光が私を直撃した。


帽子被ってきて良かった………無かったら大変な事になってたよ。
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