私と君の確かな出来事
私が前ご飯を作っている時、ちょっと包丁で指切った位でも、スッゴイアタフタしてたっけ………諒お兄ちゃんが傍にいたから、きちんと手当てして貰ったけど。


「一流って過保護だよねぇーーー…」


「へっ?何か言った?」


「別にーー」


2人で色々話してる内に、家の近所の公園にたどり着いた。


この公園はメジャーな遊具は一通り揃ってて、子供用と大人用のバスケットゴールが両方あるから、人気のある公園。


だけどやっぱり暑いからか、人はあんまりいなかった。


「ユカちゃん、スコップ貸してーー」


「いいよ!!ハイッ!!」
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