私と君の確かな出来事
2人で適当にベンチに腰かけると、目の前の砂場で幼稚園児の女の子2人が仲良くお山を建設中。


「カワイイね」


「そうだね」


女の子達に怪しまれない様に小声で一流に話しかけると、同じく小声で返ってきた。


いや……一流さん。アナタの声は私1人しか認識出来ないんですよ?


だからアナタは普通に話していいのに………まぁ、いっか。


「おっ、誰も使ってないぜーー」


「ラッキー!」


んっ?


5分程ベンチでボンヤリしていたら、大学生らしき男性4人組が公園内に入って来た。


「「「「ジャンケンポイ!!」」」」
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