私と君の確かな出来事
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「さぁ、次はとうとう打ち上げ花火よーーー!場所取り場所取り~~~」


「梓灯お前、元気レベル待ち合わせからずっと衰えてねぇな。尊敬するわ」


無事梓灯と郁史と合流し、焼きそばだクレープだタコ焼きだ食い尽くした今年の夏祭り。


残すは打ち上げ花火だけとなり、黒い布地に薄紫の花の模様の浴衣を着た梓灯は、超ご機嫌だった。


ちなみに郁史は普通の私服だけど、合流時梓灯の浴衣姿にデレデレしてたのを私は見逃さなかったぜ!


「だって私、この打ち上げ花火が1番楽しみだったんだもの!!」
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