私と君の確かな出来事
キャーキャー無邪気にはしゃぐ梓灯に優しい目を向ける郁史を見てると、マジで虚しさハンパ無い。
「もう、いつになったらアンタ達はくっつくのよ……」
小声よりやや大きめの声で言ったって、周りは人、人、人!!
「蕾ホラこっちーー」
「迷子になるなよーー」
「なっ、ならないわよ!!」
当然聞こえるハズも無く、私達は空いていたスペースにどうにかたどり着く事が出来た。
ああ…人混みの中をずっとゲタで歩いていたから、足痛い……座りたい……
でも地面に座っちゃ、浴衣汚れちゃうよね…だからいいって言ったのに!!
「もう、いつになったらアンタ達はくっつくのよ……」
小声よりやや大きめの声で言ったって、周りは人、人、人!!
「蕾ホラこっちーー」
「迷子になるなよーー」
「なっ、ならないわよ!!」
当然聞こえるハズも無く、私達は空いていたスペースにどうにかたどり着く事が出来た。
ああ…人混みの中をずっとゲタで歩いていたから、足痛い……座りたい……
でも地面に座っちゃ、浴衣汚れちゃうよね…だからいいって言ったのに!!