私と君の確かな出来事
あまり私達と親しくない我孫子さんは当然「仲いい3人には入れないわ」等言って、帰ろうとする。


しかし私と梓灯が半ば強引に引き留め、結局4人で花火を見る事に。


「花火まだかなまだかな♪」


実際は4人ではなく、意外と子供っポイ所もある幽霊男子も含めた5人だという事は、私と我孫子さん以外は知らない。


――――ドーン!ドドーーン!


「キャーー、キレイ!!」


「凄いなぁ」


時間がきて打ち上げ花火が始まると、観客はみな夜空に咲く大輪の花にウットリしていた。


「ホントにキレイだな……」


もちろん私もその1人だ。
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